新しい年に !  Atomic wonders より 皆様へ



2007年 




時を経て、やっと気づくことばかり。
今年もまだ「明日が楽しみ!」の日々を送れそうです。
あとむのしごと、ご期待下さい。

秋山 京子




楠 定憲
2007年もどんなことが起こるやら。
面白いこと、新しい発見、残念だけど悲しいこと。
さまざま変わっていくでしょう。
焦らず、その変化を見つめ、考え、楽しみつつ行きましょう。
あとむの4つの作品『風を見た少年』、
『あとむのお話コンサート』レフ・トルストイおじいさんの童話の森にて、
『あとむの時間はアンデルセン』、『気のいいイワンと不思議な小馬』
ぜひ、ご覧下さい。よろしくお願い致します。


織田晴光
久し振りに名古屋の両親のもとで正月を過ごした。
何をする事もなく家でコタツに入りながらテレビを見ていただけだが、年老いた父と母をみていて思った。
正月でもいつもと変わりない様子。
世間の残忍な事件やニュースとは無縁のようだ。
父は耳が遠くなり、母は7年前のクモ膜下出血で倒れた後遺症で記憶障害になり、夫婦で会話らしい会話もない。
その二人にはかなりのストレスがあるのではないかと思ったのだ。
母に対する父のイライラや父の顔色をうかがう母。二人をみると、もしかしたら世間で起こり得る事件はいつでも起こり得る身近な問題ではないか?と思えた。
コミュニケーションがとれない、相手に思いが伝わらないから嫌な気分になる。気持ちを押しつけられるのは嫌だし、干渉されないのも嫌。ちょうど良い関係、距離が必要なのだ。どんなに長く一緒にいて分かり合えていても、そこに空間が無ければ摩擦は起こる。
相手を思う心(想像力)とコミュニケーション(創造性)が大切なのだ。
今年はできるだけ時間を作って親孝行をしたい…。
そんな事を考えながら振り返り、舞台を通じて子どもたちやたくさんの人たちが豊かな気持ちになればいい。
今年もよろしくお願い申し上げます。
 











小嶋京子
元気であれば何でもできる!
明るく 楽しく きれいな舞台を創りたい!!


阿部真心
今年は亥年。大荒れの年。年おんなで厄年でも有ります。
さっそく大変な事件が起きてます!!
自分自身は一生懸命頑張ります。心静かに、皆様の多忙をお祈り申し上げます。





三國純子(右)
実家で正月を過ごし、今まで以上にゆっくり骨休めをしました。体格がひとまわり大きくなってしまいました…。
今年は、元気ばかりでなく、それに“私らしいエッセンス”を舞台と生活に活かしていきます。
休み中に読んだ本に、皇后さまが“子どもの読書に関する意義”について述べた文章を読みました。私の理想の演劇観だったので、
これを目標に精進いたします。
「 子ども達が、自分の中に、しっかりとした根を持つために
  子ども達が、喜びと想像の強い翼を持つために
  子ども達が、痛みを伴う愛を知るために
  そして、子ども達が人生の複雑さに耐え、
  それぞれに与えられた人生を受け入れて生き、やがて一人一人、私共全てのふるさとであるこの地球で、
平和の道具となっていくために。」  
三浦美穂子(中央)
 「今年は」
 自分のテーマは『絆』です。
 いろんな形の『絆』
 大事にしていきたいです。
 そしてあらためて『絆』を考
 えていきたいです。


京本幸子(左)
皆様、お正月は如何お過ごしでしたか。

年明けの朝というのは特別な香りがしますね。ピーンとしながら煙ったような‥。
幼い頃は日曜日にも香りがありました。今思えば、あれは陽だまりの父のショッポの香り。
お正月も日曜も、思い出の中ではいつも明るく晴れています。
そして小さな私の五感のアンテナはもっと目に見えないものに通じていました。土や草いきれの香り、木の皮の香り。〈底無し沼〉と名付けられて生徒達に恐れられていた、今見るとちっぽけで小さな池の香り。
朝、昼、夕方‥春夏秋冬それぞれの持つ香り。

知らぬ間に大人になってしまった私は、目に見えるものへの欲求や獲得や処理に忙しく、幼い私が持っていた、感じる余裕が薄れてしまったのかな。

2007年も皆様方にとりまして健やかで素晴らしい年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
そして皆様方の元に、たくさんの幸せの香りが届きますように‥。



        
原田邦治(左)     
2007年 今年も色々な人達との出会いを楽しみにしています☆


清水敬充(中央左)

皆様にとりまして今年はどのようなすスタートを迎えられた事でしょうか・・・!?
お蔭様をもちまして最新作「風を見た少年」も大変、好評を得ることがだきました。
その他の作品におきましても、Wキャストにするなど新鮮さを増したあとむの作品に、
本年も新たな感覚で触れて頂けたらと思います。
今年の個人目標といたしましては、プロとしての演技を遊び心を通じて最大限に表現する事です。主催される側の立場の方々にも、少しでもお役に立てたらと、1場面1場面を大切にPLAYし、より質の高い総合芸術「劇団あとむ」になれるよう、日々努力を重ねて参る所存でございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
 林 大介(右)
 全国の皆様、劇団あとむの作品をご鑑賞頂きありがとう
 ございます。2007年も全員で一作品一作品、
 皆様の心に残る作品をお届けしますので、
 今年もよろしくお願いします。                   


 野口 徹(中央右)
 今年も皆さんにとって、子供達にとって、
 その親御さんにとって、学校の先生方にとって、
 友人にとって、家族にとって、親戚にとって、
 あとむのみんなにとって、あとむとは無縁の方々にとって、
 日本にとって、世界にとって、
 ついでに、僕にとって良い年でありますように。
 今年もよろしくお願いします。




高橋由布子(右)
このごろよく「夢」ということについて考えます。
寝てる時にみるものや、まぼろしのようなもの。はたまた将来の願望など…。そのどれもが「夢」。夢の世界ではとても自由で、空を飛んだり魔法を使ったりすることができます(私の夢の中では…)
考えてみれば、舞台空間も夢の世界。自由にどんなことでもできます。そして私は幼き日に、舞台に広がる「夢の世界」から「夢」をもらい、現在に至ります。
一人でも多くの子どもたちに「夢」を届け、そして「夢」を持ってもらいたい。「夢」を生きる力にかえてくれたらいいなと思いながら創り続けます。
今年もどうぞよろしくおねがいします。


黒木幸枝 (左)

・・・最近、「地球の裏側ってどうなってるんだ?」という興味が遅蒔きながら芽生え、ドキュメント小説や世界の日常を写した写真集をパラパラめくり、価値観や思想の違いに「えー!?」とおののく日々です。正解どころか真実もよくわからない、ただ現実の世界にただ圧倒、のみでした。・・・そんな中で今年、というかこれからの目標は、多方面から物事を考えられる人間になる。ということです。本当に多方面から。C.Wニコル作『風を見た少年』には正解にも真実にも似た事柄がいっぱいつまってると感じます。この作品ともっと仲良くなりたい。自分が自信を持って人前で演じきれるぐらい。今年もどうぞよろしくおねがいします。