あとむ、ロシアの楽器による、演奏レッスン!!


以前の「風の便り」でも一部紹介しましたが、
文化庁の芸術基盤整備事業の補正予算が
出た際に購入したロシアの民族楽器たち。
中には、どう扱っていいやら、殆ど解からない
ものもあり...。

そこで指導をお願いしたのが、日本でのトップ
バラライカソリストと云われる、北川剛氏(ロシ
ア民族音楽研究家)を父にもつ、北川つとむ氏(東京バラライカアンサンブル指揮他)。
公演の合間をぬって、稽古場は高田馬場の
事務所を使い、2週間に1度、または月1度と
不規則ながらも、全8回(2001年4/11 4/25 5/9 5/23 6/20 7/11 9/29 10/20)のコースを組んで頂きました。
    《注;写真のまん中が北川つとむ氏、
        一番右が助手の八田圭子さん。
      劇団員はまん中前に座っているチーフ清水、
      左から順に三國、京本、原田、小嶋、織田
      写っていないが高橋も参加していた》

【バラライカ等、楽器自体の正しい奏法の習得】、
そして【アンサンブルになっている事を身体で覚える】
ことを第一目的に置き指導頂きました。

時には誉められ、時には谷底へ突き落とされ・・・
突き落とされたら、一人一人が努力し、そして全員が手を取り合って
また這い上がっていく・・・
それが、あとむ流のレッスンに臨む姿勢でした。

ぼくが、最終回のレッスンを終えて得た事は、
@アンサンブルする(アンサンブルになっている)事の難しさと、素晴らしさを
  あらためて体感したこと 
A楽器演奏自体自体の基礎取得及び技術の向上 その他、指揮法を始めとする
  様々な呼吸法 等々。
ここまで教わったからには将来、確実に役立てて行きたいものと、思ってやまない次第です。
(バラライカチーム チーフ 清水敬充)


《みくにの日記より》
2001.5.9
あとむでは色々な楽器の稽古を始めました。
私は、人生初めての弦楽器、バラライカを2000年の初演以来、挑戦していますが
今回、本格的に取り組むこととなり、あとむの数人で、
日本一の「バラライカアンサンブル」の北川氏に師事してます。
奥のふかーいことがわかって、楽しいです。(うまく弾けないけど・・・)
今日の稽古で爪が割れて小さくなった。へーんな、人差し指の爪。

2001.7.12
バラライカのレッスンがすすみ、私は初めて気づきました。
眉間がひらいて、本気で楽しく楽器を弾けたのは初めてです。
弾けてないんですよ、でも、楽しいんです。
他のことにも、眉間にしわをよせず、過ごせたら幸せだろうな。